指導者
『ずるさ』と『ずる賢さ』の違いがわからない指導者が多い。学校の先生が指導者だったりするから仕方ない部分もあるけど。
誰のために指導しているのだろうという指導者いるなぁ。誰に対しても自分の型にはめて自分の思い通りに動くロボットを作っているような。。
弱いから強くするのではなく、弱さを利用すれば(受け入れれば)強くなる。
僕は「メンタルが弱い」という言葉が好きじゃありません。海外の選手と比べて、どちらが強いか弱いかでもなく、上でも下でもないのです。ただ「違いがある」ということを知って、指導や試合に生かしていけばいいんです。
たとえば日本人には海外の選手のような「マリーシア」が足りないといわれます。駆け引きをするための「ずる賢さ」と訳される言葉ですが、もしそれがなければ勝てないのなら、日本の社会そのものを変えるしかありません。人を育てるものは環境です。でも日本では巧妙に駆け引きをする「ずる賢さ」がなければ、すぐに人に出し抜かれる環境などないですよね。
まして日本では少年スポーツは教育の一環なので、ルールにふれないギリギリの「ずる賢さ」を教えることは難しいです。日本人の価値観では、「賢い」は美徳ですが「ずるい」は許されないからです。もし本気でマリーシアを身につけさせたいなら、「ずる賢さ」が認められる世の中に変えていく必要があるでしょう。
日本の「弱さ」が武器になる日 サッカー元日本代表・福田正博さん - 日本サッカーのために - 朝日新聞デジタル&M
誰のために指導しているのだろうという指導者いるなぁ。誰に対しても自分の型にはめて自分の思い通りに動くロボットを作っているような。。
指導者が自分の評価を上げるために子どもを犠牲にしたり、子どもの個性をつぶしたりするような、ゆがんだ「勝利至上主義」は当然ダメですよね。でも誤解を恐れずにいえば、戦いである以上、勝利以外に何をめざすんだと僕は思います。勝つという目的があるからこそ、怖い場面でもボールに飛び込めるし、痛くても相手にぶつかることができる。苦しくても最後まで走りきる力が出るんです。
日本の「弱さ」が武器になる日 サッカー元日本代表・福田正博さん - 日本サッカーのために - 朝日新聞デジタル&M
弱いから強くするのではなく、弱さを利用すれば(受け入れれば)強くなる。
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