制限

糖質制限としてしまうから「食べないことは健康に良くない」というようになってしまう。
身体を作っているたんぱく質を主食、糖質(炭水化物)を副食にと、主食は糖質(穀物)という『人類史においてわずか700分の1の期間』での食習慣からの思考を変えるだけのこと。
糖質制限食は狩猟・採集時代の人類本来の食事でした。人類は約700万年間の狩猟・採集時代、すなわち糖質制限食時代を経て、約1万年前に現在の中東・シリア付近で組織的な小麦栽培を始め、農耕・穀物食時代へと突入したというのが一般に知られている人類史です。そうすると人類が穀物を主食としたのは、人類史においてわずか700分の1の期間にすぎないわけです。

そもそも食事は生きるためのものなのに、いつの間にか健康が目的となり血糖値やカロリーや栄養バランスがどうのこうのと食事を複雑にしてしまっているような。。
米国糖尿病学会の患者教育用のテキストブック「Life With Diabetes」(2004年版)には、「摂取後直接、血糖に変わるのは炭水化物のみである。炭水化物は速やかに吸収され、直接100%血糖に変わり、ほぼ120分以内に吸収は終了する。たんぱく質・脂質は、摂取後、直接血糖に影響を及ぼすことはない」と記載されています。「炭水化物=糖質+食物繊維」であり、食物繊維は人体に吸収されません。従って米国糖尿病学会の記載をよりシンプルに言い換えると「糖質だけが血糖値を上昇させ、たんぱく質と脂質は上昇させない」ということになります。




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