ミトコンドリア

来年のランニングのテーマは「ミトコンドリアを増やす」にしよう。

――そもそもミトコンドリアとはどういうものですか。

「生物の細胞に含まれるエネルギーをつくる器官です。我々は酸素を吸って、吐いている。ミトコンドリアは、酸素を使ってATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーのもとをつくっているのです」

――ということは、ミトコンドリアが増えればエネルギーも増産されると。

「そうです。持久能力の指標として最大酸素摂取量というものがあります。これは体重1キロ当たり、1分間に最大でどれだけの酸素を吸えるかということを表している。言い換えれば、どれだけ酸素を吸ってエネルギーにできるかということなのです。その時、吸った酸素を処理しているのがミトコンドリアです。ミトコンドリアが増えれば、最大酸素摂取量が上がるので持久力が向上します」

――だからマラソン選手に効果があるわけですね。ならば、ミトコンドリアはどのように増やせるのですか。

「ミトコンドリアはエネルギーを作る器官ですから、細胞がエネルギー切れになってきたら増やそうという性質がある。そのために、意図的に筋肉に飢餓状態をつくるのです」

食べる前のランニングはやっているから、高強度のインターバル走を取り入れてみようかな。。


研究者に聞いた ミトコンドリアで日本マラソンは速くなる? (日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース


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