身体を動かす感覚

身体を部位ごとに考えると分かりやすいけど、実際には身体は部位ごとには動かず、身体は各部位が連動して動いているので、「走る」ことで身体全体を効率よく動かす感覚が身につけることができ、「走る」ことで身につけた感覚で「投げる」ことで部位に負担のない動作感覚を身につけることができる、ということになるのかな。
いわゆるウェイトトレーニングでは筋肉を強くしたり大きくしたりはできるけど、身体全体を効率よく動かす感覚は身につけられないから、身体の部位を"消耗品”という見方をしてしまう。
「なんで投げ込ませてコントロールを身に付けさせないんだ」というと、あるバカな指導者は「肩は消耗品ですから」という
投げすぎで壊れるわけがない。実際日本で一番投げている我々は壊れてない。そしてそれ以前に大事なのは、カネさんじゃないけど、投げ込める体を作るために走ったから。プロに入ってからはとにかく「走れ走れ」「投げろ投げろ」でしたね。これは財産になったと思う。
走るのは投げるための下半身を作るためなんだ。
これだけを言われると精神論、根性論のように聞こえるけど(笑)
少し前まではとにかく「走れ」「投げろ」で無意識に故障をしない身体を動かす感覚を身につけさせていたんだろうな。
身体を部位ごとに見る傾向にあるスポーツ医学・スポーツ科学全盛の今では身体全体を動かす感覚の話は受け入れられにくいから。。。




コメント

このブログの人気の投稿

2月 ランニング記録

ロンドンオリンピック

バイト敬語