男子バレー。。。

10年ぐらい前までは男子バレーも面白かったのに。。


次期強化委員長の小田勝美は語る。「自主性を重んじるというのは、言い換えれば無責任。現代の日本の選手はそういう訓練を受けていないから、いきなり“意見を言え”と言われても、ゲーリー氏の方針に戸惑った選手も多いと思います。その点、南部監督は厳しくするべきときは厳しく指導し、選手の意見を聞く耳も持っている。選手をやる気にさせるのがうまい監督です。女子サッカーなど、ほかの競技の代表監督を見ていても、今はそういう監督が求められているんじゃないかと思いますね。」
大学生・社会人でに日本の代表選手なのに自主性がないことにゲーリー氏は戸惑ったはず。。監督にやる気を出してもらわないと何もできない選手が日本代表だなんて。
南部監督自身は瀬戸際の男子バレーをどう立て直そうと考えているのだろうか。「昨年、外から全日本を見ていて感じたのは、選手のモチベーションが果たして試合で戦える状況にあったのかということでした。正直、“今日も負けるんじゃないか”と不安を抱えてプレーしているように見えました。選手というのは一旦、コートに立てば絶対に手は抜きません。だから、そう見えていたのは選手のせいではない。選手をそういうモチベーションで試合に臨ませてしまった側の責任です」
選手は与えてもらう、監督・コーチを含めたスタッフは与えるという関係。学校の部活動時代からの悪い習慣。それではもう世界では通用しないのに。。

部活動を中心に行われているスポーツではスタッフが選手より上という(指導者が選手をコントロール(支配)する)関係が作られやすく、選手は与えてもらうばかりで自分で考え、動くことがほとんどない。自主性が必要とされない。
本来であれば、選手とスタッフは対等でお互いに考え、意見を交わして、自分から動いていく。自主性のない選手は必要とされない。
勝つためには自分に何が必要で、チームに何が必要でと考え、選手同士、選手とスタッフが意見し、選手としてチームとして勝てるチームを作っていく。

自主性を無責任としてしまう次期強化委員長、部活動のような関係でチームを立て直そうとする次期監督。二人の考え方は合っているだろうけど、世界で勝てるかどうかは...。

リオのオリンピックまでゲーリー氏での男子バレーの戦い方が見たかった。


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