変化とインプットとアウトプットと

ここ15年ぐらいの変化。
この変化のスピードが最近、さらに増しているような気がする。

時代の流れなんでしょうけれど、先生から教わる大切なことはたくさんあります。
謙虚な気持ちで受け止めてほしい。
厳しく教育するのが難しくなっているらしい中学校、高校、大学。社会人になる前に経験する時間、そこで自分自身を自分で鍛えてほしいというふうに今、そのことがすごく大事な事だと思います。
厳しく教えることが難しい時代に、じゃあだれが教育をするのかというと、最終的には“自分で自分のことを教育しなくてはいけない”。
そういう時代に入ってきたんだなというふうに思います。

頭で分かっただけではできない。
頭だけで対応しようとするからおかしくなる。
感じて動いて、動いて感じる。
頭と肉体を分離させないこと。

これも時代。いろんなことが情報としてすぐ頭に入れられる、すぐ、携帯でね。スマホなんかで調べれば、いろんなことがわかる時代になりました。
世界が何となく小さくなったように思えるんだけれども、僕が27、28の歳にアメリカに渡って大リーグに挑戦したわけなんだけれども、外に出て初めてわかること、調べれば知識としてわかることであっても、行ってみてはじめて分かることってたくさんあって、それは、野球の狭い世界だったんだけれども。
やっぱり外に出て、傷つくことだってあるし、楽しいことももちろんいっぱいある、勉強することはいっぱいありました。
それを知識として持っておくのではなくて、体験して感じてほしい。
それで自分なりに解釈して、自分が育った日本という国は素晴らしいということを外に出ればすごく感じると思う。
そういう経験をできれば将来、みんなにはしてほしいな、というふうに思います。
今まであった当たり前のものというのは、決して当たり前ではないというふうに気づく。
価値観が変わるような出来事を、みんなに体感してほしいというふうに思います。

教える、指導する側までも頭でっかちになり情報量の多さで相手と向かい合うのではなく
情報をいかに頭から肉体に落とし込んでいくか、落とし込むと楽しい、面白いと感じさせるか。

柔軟な思考は、柔軟な身体(肉体)から。


イチローからのメッセージ 最後の「イチロー杯」で | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191222/k10012224791000.html



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